リーセルバリューを考慮しましょう

リーセルバリューを考慮しましょう

住宅購入はリセールバリューを考慮しましょう

 

■リセールバリューとは

 

再販価格のことです。【資産価値】と言い換えてもいいでしょう。

クルマを購入するときにはリセールバリューを意識する人も多いと思います。

ところが住宅購入の時には、あまり意識する人は見かけません。

 

■リセールバリューを考慮する理由

 

【人生のリスク】というものが以前よりも高まっている。

以前は一度人生の軌道に乗ったらそのままゴールまで進んでいける人が多かった。

しかし、今世紀に入ってからは、その軌道から外れることも多くなったし、

何より現在の生活が、将来もそのまま確実に保証される時代ではなくなった。

・終身雇用制の崩壊 ・少子高齢化など

日本経済が構造的に変化している 30歳男性の転職経験率は50%、2回以上経験している人も少なくない

 

■売れない不動産、損をする不動産は買わない

 

価格の他、立地・環境・交通の利便性・収益性など今後の不動産を取得する上で是非考えたいのは、

【売りやすさ】【換金のしやすさ】買う時も売る時のことを考えて十分に検討する。

たとえ、永住を考えていたとしても、備えあれば憂いなし。

 

■マイホーム購入は投資と考える

 

住宅価格は、土地と建物の金額の合計です。

一般の建売住宅3,200万円の物件の場合、土地価格1,200万円、建物価格2,000万円、

35年ローンを組んで20年後何らかの理由で売却を考えたとき、一体いくらで売れるか。

一般的な木造の場合、20年経過の住宅の価値はほとんど考慮されません。

そうしますと、売却可能額としては土地価格の変動はないものとして土地代の1,200万円±α。

その時点でのローン残高は、約1,470万円(金利0.725%で計算)。

毎月86,288円払って20年後になっても2~300万円の売却損が出る計算です。

これでは、売りたくても売れないということになってしまいます。

しかし、どうしても売る必要性に迫られた場合は、損を覚悟で決断しなければなりません。

 

あなたはどちらを選びますか?